M8(N6523) Sgr 散光 L1
<干潟星雲>
1998.05.27 03:20 牧の戸
3/3/4
32cmDB XL21 OVフィルタ X70 0.9°
複雑に入り組んだ構造が楽しめます。中央部には散開星団N6530があり、OVフィルターを使っても消えずにはっきりと見ることができます。明るい部分は大きく三つに分かれています。南西部にある三角形をした領域が最も明るく、ほぼ中央に9Sgr(6.1等)が明るく輝いています。この9Sgrの南側に少し暗くなった領域が小さく見えています。中央から南部にかけて2番目に明るい領域が広がっていて、ここには散開星団N6530が含まれています。最も明るい領域と2番目に明るい領域の間にはっきりした暗黒帯が大河のように蛇行しながら横たわっていて、その両岸が明るく目だっていてみごとです。南端部には、角のような尖った構造が見えています。淡いのですが輪郭がはっきりした印象です。最も明るい領域の北側に3番目に明るい領域が広がっています。東西方向に伸びていて、東半分が明るい印象です。良く見るとN6530の東側にも、かすかな星雲の広がりを感じられ、ごく淡くもやのように大きく広がっています。
10X42双眼鏡では、細長い三角形に囲まれて東西に並んだ二つの明るい斑点が見えます。三角形の西端は7Sgrを含む二重星です。明るい領域のうち西側は中心に恒星があります。これは9Sgrで、これを取り巻く明るい領域がはっきりと見えています。東側は多少楕円形で、これは散開星団N6530に対応しているようです。南東方向に球状星団N6544もはっきり見えました。
M8(N6523) Sgr 散光 L3
<砂時計星雲>
1999.05.15 03:30 牧の戸
2/3/4
32cmDB TPL10.5 X2バロー OVフィルタ X300
0.15°
M8干潟星雲の中心部です。倍率を上げて(X300)OVフィルタを使うと、砂時計状の形がおぼろげながら感じられました。南北にある二つの三角形が頂点を接触させる形で向かい合っています。くびれた部分のすぐ西側に恒星が隣接しています。西側の輪郭は東側に比べると明瞭です。北側の三角形の方が明るく感じられます。砂時計の南北両端から東側へたなびくように明部が広がっていて、その中間地帯はやや暗くなっているようです。HSTによるみごとな画像が公開されています。