N5236(M83) Hya 系外L2

1997.02.01 04:25 吉無田
2/2/3
32cmDB TPL10.5 X150 0.3°
うみへび座とケンタウルス座の境界付近に位置しています。大きく明るい棒渦巻き銀河で、メシエ天体の中でも有名な対象です。資料によると渦巻きが見えるらしいのですが、私はまだ見た事がありません。南に低い位置にあるので、なかなか良い条件で見る機会に恵まれません。このスケッチも今一つの透明度の中で強行したものです。

中心に、にじんだ恒星状の明るい核が目立ています。周辺を大きく広がったハロが取り巻いていますが、均一な輝度で、核周辺への集光がほとんど感じられません。ハロの広がりは南西〜北東方向に伸びているのがわかり、銀河の棒構造が推測できますが、それほどはっきり見えるものではありません。また、じっくり見ていると、北東から北側にかけてハロが扇型に広がっているのが、見えてきました。また南側にも淡い領域が薄っすらと感じられます。写真と見比べると、このスケッチで捉えた光芒の外周部を半時計回りに回る2本のアームが存在するはずです。なんとか見てみたいものです。