M33(N598) Tri 系外 L2
N588 Tri StarCloud? L5
N592 Tri 散光? L4
N595 Tri 散光? L4
N604 Tri 散光? L3
1998.11.14 21:55 牧の戸
3/4/4
32cm DB XL14 X110 0.6°
渦状腕がダイナミックに見える系外銀河です。ただし、かなりコントラストの低い模様なので、じっくりと腰を落ち着けて観察する必要があります。全体の印象は0.6°の視野を2/3ほど占める巨大な楕円形です。中心以外は淡いので十分目を慣らす必要がありますが、広がりが見えてくると、その大きさに驚かされます。また北東の周辺部にはNGC604がかなり明るく見えています。さらに目をこらして長時間見ていると、見事な渦巻き構造やNGC588,592,595といったM33の中の星雲星団が見えてきます。中央部には、全体の大きさに比べて非常にコンパクトな楕円形のコアがあって、さらにその中心には明るく小さな核が輝いています。このコンパクトなコアは北東〜南西方向に長く、全体の渦の流れと直交しているのが面白い点です。コアの南東側にY字型をした微光星の列が隣接しています。渦巻きのアームは半時計周りで南側と北側に一本ずつ見えています。南側のアームは3つの領域に分かれているのが分かります。コアの東部から一つ目の領域と二つ目の領域が異なった角度で外側へ広がっています。一つ目の領域は南東方向へ、二つ目の領域は南側へ少し湾曲しながら広がっているようです。二つ目の領域がアームの中で最も明るく見えます。二つ目の領域の先に三つ目のやや小さな領域が南西向きにくっついていす。北側は、ぼんやりしたかすみの中に、細い途切れ途切れのアームがかすかに見えています。具体的な濃淡はつかめないのですがスムーズにつながっていない印象を受けます。楕円形のコアから始まって、NGC604までほぼ半円を描くように連なっています。アーム以外の領域も、アームの広がりとほぼ同じ大きさでぼんやりとかすんで見えます。資料で調べるとこれらの構造は以下のカタログナンバーに対応していますが、個々に特定するのは30cmでは難しいようです。
南側アームの一つ目の領域:A100,A101。
南側アームの二つ目の領域:A4,A5。
南側アームの三つ目の領域:IC137,A10。
北側アーム:IC132,142,143。
NGC604:ほぼ円形でやや小型ですが、かなり明るくM33のコア部に匹敵するほどです。北側アームの先端で明るい恒星とならんでいる様子はなかなか印象的です。隣の銀河の散光星雲が見えていると思うと結構、感動できます。(以前ハップル望遠鏡の画像が公開されましたがすごいの一言)
NGC595:北側アームの付け根付近にある小さく淡い対象です。中心は恒星状でその周りがぼんやりとにじんでいる見え方です。北側に微光星がありますが中心部はこれとほぼ同じくらいの明るさです。カラー写真で見ると赤く写っていますのでおそらく散光星雲だと思われます。
NGC592:M33の中心から西へ10’ほどの所にあります。小さく淡い斑点状に見えます。
NGC588:M33の中心から西へ20’弱の所にあります。110倍実視野0.6度でM33を中央にもってくるとぎりぎり視野内にはいります。えらく離れた所にありますので見落としてしまいそうです。写真で見るとこのあたりまで淡いアームが伸びていますので、M33のほんとの大きさが改めて実感できます。見え方は上記のN592よりさらに小さく淡い斑点状です。
M33(N598) Tri 系外 L2
1995.11.18 00:15 星野村
2/2/3
30X125 Bino 1.6°
大きな楕円形で中央に小さな楕円形のコアがあります。外形に対してコアの長軸方向が90°傾いているのが分かります。いくら見ても、この口径と倍率では渦は見えませんが、北側よりも南側のほうが少し明るく見えることに気がつきました。ほとんど恒星状ですが、N604も見えています。